PROJECTS

帝人フロンティアのプロジェクト

国境を越えたチームワークで切り拓く、グローバルビジネスの可能性


  • WHAT‘S YOUR FRONTIER?

    未開拓の領域に踏み込み、自分の成長曲線を自ら描きにいく。

    スピード感が求められる中国市場の厳しい環境の中で、帝人フロンティアはこれまでにない形でチームを編成。その結果、中国市場での売上を大きく成長させました。「1年で日本の5年分の経験が積める」と語る彼らが見つけた、グローバルビジネスの醍醐味とは。国境を感じさせないチームワークで、未開拓の市場に挑戦し続ける3人に話を聞きました。

    セクションの壁を越えて連携する“ワンチーム体制”も、従来にはない新たなチャレンジでした。帝人フロンティアには、新しい領域への「挑戦」を歓迎する風土があります。

  • PROJECTS MEMBER

    衣料繊維部門
    衣料製品第一本部 衣料製品部第三課
    瀬川 洋介

    衣料繊維部門
    衣料製品第一本部 衣料製品部第三課
    康 逸雅

    衣料繊維部門
    衣料素材本部 テキスタイル第二部第二課
    谷 宗一郎

中国市場には、実力を鍛える最高の環境がある

瀬川
私と康さんは同じ衣料製品部、谷さんは衣料素材本部に所属しています。2017年に中国市場という新しいフィールドに本格進出するにあたって、セクションの壁を越えてグループ全体で一丸となって案件を獲得していく体制を構築しました。
従来は各セクション単独で営業を行うのが主流でした。セクションを超えたワンチームは帝人フロンティアにとって新たな試みでしたが、川上から川下までを視野に入れながらビジネスを展開することができるので、とても面白さを感じています。
瀬川
日本と中国では商文化が大きく異なるため、個人的にも非常に多くの学びがありました。お2人は、中国ビジネスの面白さや大変さについてどのように感じていますか?
上海支社では日本向けの業務を担当していたので、日本企業の立場で中国のクライアントに対応するのは初めての経験でした。日本のクライアントとのやり取りと比べると、中国のクライアントは非常に率直で、要求の規模も桁違いです。中でも大きな違いは、スピードと交渉の厳しさです。朝立ち上げたプロジェクトについて、その日の夜に「サンプルは確認できますか?」といった要求が来ることも珍しくありません。
また、日本では何かトラブルが発生した際に「ここまで尽力してくれたので今回は譲歩しよう」という文化がありますが、中国ではそういった慣習がありません。ですから、起こりうるトラブルを事前に想定し、最大限備えておく必要があります。社内での準備や調整を試行錯誤しながら、その場で自社にとってもクライアントにとっても最適な対応をする姿勢を積み重ねることで、対応力が身についていきました。
求められるレベルも非常に高いので、商品開発力やマネジメント力、交渉力などの総合力をかなり鍛えられました。

試練続きのプロジェクトが、チームの結束と成長を加速させた

あるクライアント先で、正式に量産体制に移行するまでに品質基準を確立できず、生産開始予定日までに着手できない状況に陥ったことがありました。毎日工場に出向いて打ち合わせをして、クライアントとも交渉を重ねてと、今思い出しても胃が痛くなる日々でした。
瀬川
工場に協力を依頼し、生産ラインを複数に分散させて最終的なリードタイムを短縮するなど、手を尽くしてできる限りの対応をしたことで、痛みは伴いましたが、何とか無事に納品できるところまでこぎ着けられました。このチームでなければ、そこまで到達できなかったと思います。
さまざまな困難を乗り越える力がついてきたことで、難易度の高い案件が帝人フロンティアに集まるようになってきました。中国市場で1年間業務を行うことは、日本市場で5年分ほどの経験値を獲得できると感じています。多くの中国の主要ブランドにおいて帝人フロンティアの存在感が年々増しているのも、このチームがあってこそです。
康さんの話にもありましたが、中国のクライアントは要求が非常に厳しく、極端な言い方をすれば「お客様が言ったことはどれだけ理不尽なことであっても絶対に守る」といった商文化があります。最初の頃は、こうした商慣習についていくだけで精一杯で、精神的にも非常に大変でした。
ただ、中国市場でのビジネスには困難なことも多々ありますが、楽しいことの方が何倍も多いと感じています。動く金額が非常に大きいですし、スピード感があるため意思決定が速く、コミュニケーションもプロジェクトも非常にスムーズに進んでいきます。何より、このグローバルビジネスを通じて自分の中の選択肢がとても増えました。
以前の自分にはなかったアイデアやクライアントとの向き合い方が身につき、営業としての引き出しが一気に増えたことは、非常に大きな財産です。
瀬川
この体制で中国市場でのビジネスを始めて7、8年になりますが、ようやくチーム全体での動き方がつかめてきました。このチームを基盤に、これからは新たな挑戦となるビジネスを一緒に創っていきたいと考えています。

前例のないことに挑みたい人へ

確立されていない領域やまだ世にないものを開拓していきたい方にとっては、非常にやりがいの大きい会社です。変化を恐れずに新しい領域で挑戦を楽しめる人にとっては、最適な環境ではないでしょうか。
挑戦して失敗したとしても、そのプロセスを評価する土壌があります。私自身もそうですが、新しいアイデアを実践し、前例のないことに挑戦したい方は、充実した仕事ができると思います。
瀬川
私は30代で帝人フロンティアに中途入社しましたが、年齢や性別に関係なく、適正に評価される環境だと感じています。社員を見る目がフラットだし、暖かいんですよね。
繊維業界の中でも帝人フロンティアは、物を売る「商」の側面と物を創る「工」の側面がバランス良くハイブリットされた珍しい会社です。世界中に販売拠点とものづくりの拠点があるので、世界中で活躍できるチャンスもありますし、新しいことにチャレンジできる風土も強い。こうした風土を求める人にとっては、楽しく仕事ができる環境が揃っていると思います。これから入社される方々とも、いろいろな挑戦を一緒にしていけたら嬉しいですね。
入社して改めて感じるのは、性別や年齢、国籍に関係なく、多様な働き方を受け入れる柔軟な会社であるということ。一人ひとり求める働き方は異なりますが、どのようなキャリアプランであっても、受け入れてくれる器があります。ぜひ、自分なりの「実現したいこと」を帝人フロンティアで叶えていってほしいですね。

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